PARAメソッドをNotionで実践する方法
PARAメソッドは、Tiago Forteが提唱した情報整理の考え方です。Projects、Areas、Resources、Archivesの4つのカテゴリーに情報を分類することで、必要な情報にすぐアクセスできる状態を作ります。概念自体はシンプルですが、実際にNotionで運用し始めると「これはProjectsかAreasか」と迷う場面が出てきます。この記事では、その迷いを減らすための考え方を整理します。
4つのカテゴリーの定義
Projectsは、完了期限のある目標です。「来月末までに確定申告の書類を準備する」「今週中にクライアントへの提案書を送る」など、終わりが決まっているものがProjectsに入ります。終わりが決まっていないものはProjectsではありません。
Areasは、継続的に維持したい責任範囲です。「健康」「家計管理」「クライアントAとの関係」など、完了することなく続くものです。Projectsと違って、Areasは「終わった」と言える日が来ません。
Resourcesは、将来役に立つかもしれない情報の保管場所です。読んだ記事のメモ、参考にしたいデザインのスクリーンショット、気になった本のリストなどが入ります。Archivesは、完了したProjectsや、もう関係なくなったAreasの記録です。削除せずに保管しておくことで、後から参照できます。
日本のビジネス環境での運用例
フリーランスの場合、Projectsには「〇〇社のWebサイトリニューアル案件(納期:9月末)」のような進行中の案件が入ります。Areasには「クライアント管理」「経理・確定申告」「スキルアップ」などが入ります。
会社員の場合、Projectsには「第3四半期の報告書作成」「新入社員研修の資料準備」など、期限のある業務が入ります。Areasには「担当プロジェクトの進捗管理」「チームメンバーとのコミュニケーション」などが入ります。副業がある場合は、副業関連のProjectsとAreasを本業とは別のグループにまとめると管理しやすいです。
よくある迷いポイントと判断基準
「これはProjectsかAreasか」と迷ったとき、一番シンプルな判断基準は「これが完了する日を具体的に言えるか」です。言えるならProjects、言えないならAreasです。
「英語の勉強」はAreasです。終わりがないからです。「TOEICで700点を取る(試験日:11月)」はProjectsです。終わりが決まっているからです。この区別を意識するだけで、PARAの運用がかなり楽になります。
PARAは一度設定して終わりではなく、3ヶ月に一度くらいのペースで見直すのが現実的です。使いながら自分の仕事の形に合わせていくものだと思っています。